『ファイプロリターンズ』システム(特殊スキル、優先動作)

『ファイプロリターンズ』システム

説明書が不親切な上に、攻略本が攻略してなかったので、備忘録も兼ねてダラダラと。


◎特殊スキル

『ファイプロZ』の攻略本を基にしたシステム解説。
たぶん『〜リターンズ』でも数値的なものは変わってないはず。

◎スター性(代表的なスキル所持選手:後藤剣(武藤敬司))
「必要ポイント15:体力0の時、パフォーマンスを行うと技の威力が25%アップ」
パフォーマンスからの止めを狙うスキル。
パフォーマンス→決め技、といったヒーロー的な決着を狙うならこのスキル。

◎クイックリターン(代表的なスキル所持選手:秋沢瞬(秋山準))
「必要ポイント15:体力5〜10%、かつ気力60%以上の時、ダウン時間が1/8に」
後半、投げなどでお互いダウンした後の攻防で有利になる。
ただし60%の気力維持が必要なので、固め技が得意な選手や
ヒール系の選手が相手の時は発動させにくいという面もある。

◎一発逆転(代表的なスキル所持選手:ファイター大和(藤波辰巳))
「必要ポイント15:体力10%以下、かつ気力30%以上の時、クリティカル率2倍」
その名の通り後半での一発逆転を狙うスキル。
自分の体力の減少に伴ってクリティカル発生率が上がる。
後半クリティカル率の上がる「必殺」「パワー」タイプのクリティカルは相性が良い。
「打撃」「スープレックス」でも充分に効力を発揮できるだろう。

◎スタートダッシュ(代表的なスキル所持選手:野川裕也(小川直也))
「必要ポイント15:体力70%以上の時、攻撃パラメータに+1補正」
前半、一気に体力をリードする為のスキル。先行逃げ切りしたい時はこのスキル。
先手を取れないとスキルの効力を発揮することができないのが難点。

◎根性(代表的なスキル所持選手:神崎仁水(新崎人生))
「必要ポイント15:体力、気力共に0の時、ギブアップ確率1/20」
完全にガス欠になっても、もう少しだけ闘えるかもしれないスキル。
フォール技には無力。サブミッションでフィニッシュを狙ってくる相手用。

◎反撃(代表的なスキル所持選手:バイオレンス河野(蝶野正洋))
「必要ポイント15:体力5%以下の時、攻撃パラメータに+2補正」
終盤、一気に巻き返しをはかれるスキル。
パラメータが+2されるスキルは稀。リードされ続けても逆転が狙える。

◎一撃必殺(代表的なスキル所持選手:グレート司馬(ジャイアント馬場))
「必要ポイント15:必殺技指定した技の威力が、最初の2発のみ2.5倍」
必殺技指定した技は主、副攻撃パラメータ共に+2補正がかかるが
その威力がさらに2.5倍になる。
大技が必殺技だと絶大な威力になるが、小技が必殺技だと効果は薄い。

◎流血(代表的なスキル所持選手:ザ・グレイテスト・武道(ザ・グレート・ムタ))
「必要ポイント15:自分が流血時、全ての技威力が10%アップ」
デスマッチ、相手がヒールの場合に効果を発揮する。
流血時のステータスを高くしておけば流血しても問題無く闘える。

◎ハードコア(代表的なスキル所持選手:ダークネスXXX(シャドーWX))
「必要ポイント15:凶器攻撃の攻撃、防御パラメータに+3補正」
凶器を使用した攻防に強くなる。デスマッチ向け。
凶器攻撃を使用しなくても、対凶器の防御として使う手もある。

◎集中力(代表的なスキル所持選手:マスク・ド・パンサー4(4代目タイガーマスク))
「必要ポイント15:「打撃」「サブミッション」「テクニック」の被クリティカル率が1/2」
「打撃」「サブミッション」「テクニック」クリティカルへの耐性が上がる。
これらのクリティカル保持者が多い総合向きのスキル。

◎柔軟性(代表的なスキル所持選手:E・カミカゼ(エル・サムライ))
「必要ポイント15:「スープレックス」「パワー」の被クリティカル率が1/4」
「スープレックス」「パワー」クリティカルへの耐性が上がる。
これらのクリティカル保持者が多いパワーファイターに対抗するためのスキル。

◎ハードボディ(代表的なスキル所持選手:サンダー龍(天龍源一郎))
「必要ポイント15:大技以外のフォールにほぼ3カウントをとられなくなる」
立ち打撃で崩れ落ちる、中威力の技でのダウンなどでは滅多に3カウントをとられなくなる。
かなりの粘り強さを見せることになるが、大技を乱発してくる相手やギブアップ狙いの選手には無力。

◎スーパースター(代表的なスキル所持選手:なし)
「必要ポイント25:「スター性」+「一撃必殺」」
「スター性」の強化版。体力が0でパフォーマンスをした直後に
必殺技を出すと、威力が25%アップした上さらに倍の威力になる。
効果的に使うには最後の最後まで必殺技を温存するロジックにする必要がある。

◎暴走戦士(代表的なスキル所持選手:アイアン・ブラスター(アニマル・ウォリアー))
「必要ポイント25:「スタートダッシュ」+「クイックリターン」」
「スタートダッシュ」で先制し、「クイックリターン」で後半も先手を取っていくスキル。
序盤から終盤まで全体的に有利に攻め続けられる。

◎起死回生(代表的なスキル所持選手:風間利家(川田利明))
「必要ポイント25:「一発逆転」+「クイックリターン」」
後半、「クイックリターン」で相手より早く立ち上がり「一発逆転」の必殺技を叩き込む。
必殺技がダウン攻撃や、引き起こしてからの打撃狙いの場合に相性が良い。

◎猛反撃(代表的なスキル所持選手:氷川光秀(三沢光晴))
「必要ポイント25:「反撃」+「クイックリターン」」
後半、「クイックリターン」で相手より早く立ち上がり「反撃」で高まった攻撃力で攻める。
「起死回生」のような一発逆転劇は無いが、コンスタントに終盤を強く攻められる。
さまざまな得意技で畳み掛ければかなりのダメージが見込めるだろう。

◎見切り(代表的なスキル所持選手:柏田一樹(桜庭和志))
「必要ポイント25:「一発逆転」+「集中力」」
「集中力」で相手のクリティカルをおさえつつ、「一発逆転」で自分はクリティカルを狙う。
クリティカル用の攻防に関するスキルを併せ持つ総合格闘向きのスキル。

◎闘魂(代表的なスキル所持選手:ビクトリー武蔵(アントニオ猪木))
「必要ポイント35:「スター性」+「一発逆転」+「反撃」」
「スター性」で技威力を増し、「一発逆転」でクリティカル率を高め、「反撃」でパラメータも高める。
後半の攻撃力に関するスキルの集大成。
終盤、アピールからの必殺技が脅威の威力になる大逆転狙いのスキル。

◎怪物(代表的なスキル所持選手:トミー・ボンバー(ジャンボ鶴田))
「必要ポイント35:「スター性」+「一撃必殺」+「柔軟性」」
「スーパースター」+「柔軟性」とも言える。
必殺技重視の展開を見せながら、パワーファイターのクリティカルを防ぐ。
攻防一体のスキルだが、デフォルトに「スープレックス」「パワー」クリティカルのレスラーが少ないので
若干使いどころの微妙なスキルではある。

◎火事場のクソ力(代表的なスキル所持選手:なし)
「必要ポイント35:「一発逆転」+「反撃」+「根性」」
「根性」で粘りを見せる間に「一発逆転」と「反撃」で大逆転を狙う。
やられても立ち上がり逆転ファイトを見せる少年漫画的スキル。

◎維新魂(代表的なスキル所持選手:ハリケーン力丸(長州力))
「必要ポイント35:「根性」+「集中力」+「ハードボディ」」
フォールにも、ギブアップ狙いにも、クリティカルにも強い最強の防御スキル。
「集中力」で防ぐことのできないクリティカル属性で攻められない限りは鉄壁の守りを見せる


◎優先動作

これは武藤のロジックを見るとわかりやすい。

優先動作  相手ダメージ
行わない シャイニングウィザード(以下・SW)--@100 B 0
行う   相手の頭側で×(両手押さえフォール)--A 0 C100
※:@Aが相手のダメージ小BCが相手のダメージ大、※※:@+A=100% B+C=100%

の場合

『@:相手のダメージが低い時、SW後にフォールしない確率 100%
『A:相手のダメージが低い時、SW後にフォールする確率 0%
『B:相手のダメージが高い時、SW後にフォールしない確率 0%
『C:相手のダメージが高い時、SW後にフォールする確率 100%

となる。
これで「ドラゴンスクリューの直後は足四の字」や「必殺技の後は必ずフォールさせたい」といった場合に調整ができる。
CPUロジック次第では、思い通りのフィニッシュパターンを作ることもできる。


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